京成電鉄の子会社「新京成電鉄」は、松戸市の松戸駅と習志野市の京成津田沼駅の間の26.5キロの路線を運行しています。
京成電鉄は去年10月の取締役会で新京成電鉄を吸収合併することを決め、先月21日に国土交通省へ認可申請を行い、25日、認可されました。
京成電鉄によりますと、新京成電鉄の路線については、来年4月から新たに名称を京成電鉄「松戸線」として営業するということです。
運賃体系やダイヤは変更せず、松戸線とそれ以外の京成電鉄の路線を乗り継ぐ場合は、これまでどおり両方の路線の運賃が別々に計算されるということです。
車両のデザインについては、来年4月以降、京成電鉄の車両で使われている赤と青のカラーリングを基調とした新しいものに順次更新される予定です。
京成電鉄は「合併により事業基盤の強化を行い、千葉県北西部の地域の活性化にもつなげていきたい」としています。